「おい!何度も言うけど、俺は山本常務(流通本部)みたいに“変わったもの”は食べられないんだ…聞いてるのか?」
「わかりました!まかせなさい!」
「大丈夫か?おい、おい、ゆっくり運転しろよ!」
「まあ、孫君(TWO―LEAVES出向)に任せたらどうだ?ここは、中国なんだから…」
「そう、そう。ここは、よくきたから…だいじょうぶよ!」
前号は、失礼しました。実は、上海に「フジタカ」の店舗工場である『二叶家具装飾有限公司(TWO−LEAVES)』を立ち上げた、そのアライアンス企業との開所式に出席していたのです。この件に関しては、プレリリースの関係もあるので、徐々に全貌を明らかにする事とする。ただ、この工場の敷地は4,500坪。最終的にフル・ラインの店舗生産工場を考えている。既に『国慶節』が終われば、「木什器」関係の生産はスタート出来る状態である。目的は言うまでもなく、「付加価値商品のローコスト化」と「新しい流通基盤の確立」である。店舗会社として、皆様の要望に応えられるように、がんばりたいと考えました。よって今後、皆様から多くの注文を頂くために、何かにつけてPRや広告をさせて頂きますので、よろしくお願い致します。今回は、これ以上書くな!との事ですので、ここまで。また店舗レポートも長すぎて、カット?それでは、このコーナーが成り立たないので、その一部を…(中略)上海の印象は、「光と影」。街のあちらこちらで見る「スクラップ・アンド・ビルド」は、その代表。近代的な施設の裏には、バラック住宅…(中略)つまり、人件費が優先される「サービス」は確かに安いが、ブランド品に代表される「付加価値商品」は、すでに日本と同じプライス・ゾーンだ。これは、「スタバ」コーヒーや「ハーゲンダッツ」アイスクリームでも同じ…(中略)『メトロ』は元来、小売業者しか入れないのだが、ここでは一般客らしき買い物が多く見られた。セキュリティーの甘さが目立つ。現に我々も、借りたカードで入って買い物した。レイアウトは…(中略)あの有名だった『ヤオハン』後に出店した『カルフール』SCは、素晴らしい。是非、見学してもらいたい。特に、食品売り場は必見。中国人の心を掴んでいる。鮮魚〜惣菜売り場での品揃えは、感動だ。欠品商品も無く、ゴンドラ商品の陳列も完璧。これが、ローコスト・オペレーションか。ちょっと待てよ!何だ、この従業員の多さは!すぐに、売り場を直している!接客もしている!よく考えると、生鮮は全て丸物の対面売り。そうか、ここは「人件費の安いフランス」の感覚だ。同社の良い所が、全て出せるんだ!また…(中略)現在、プレ・オープン中の「久光(そごう)」を見ると、上海の“バブル状態”がよくわかる。ブランド・ブランドで固めた売り場は、日本のそれ以上だ。プライスも日本以上に見えた。これで、商売が成り立つのか。デパ地下では、日本食材と日本製テナントで埋まっていた。日本の「ラーメン」「牛丼」チェーンが引っ張りだこだったり、カレーの「ココイチ」が進出したりとか、日本食ブームの表れか。高いが、おいしいとの事。しかし…(中略)是非と言われて、「子供カテゴリー」SCを見た。日本では最近、GMSが挑戦しかけているコーナーだ。1社で構成するのではなく、テナント・ミックスしている点に注目。なるほど!と思われる業種もあり、勉強になった。中国は「一人っ子」政策により、子供を大切にし出した。日本以上に、このマーケットにはお金をかけるらしい…(中略)感心するのは、日本企業の店舗を良く研究している事だ。例えば、ドラッグストアの『WATSON‘S』は、立地戦略や商品構成、レイアウトまで『マツモトキヨシ』そのもの。どの店舗もコスメ系女性客で一杯だ。しかも、低年齢化している。アパレルでは…(中略)どうです?まじめなレポート書いているでしょう?これをカットするなんて…でも、勉強になりました。まだまだ、凄いSCも多いので、機会があれば詳しく書きます。また、「上海店舗見学ツアー」等の企画も考えようかと…。言いたかったのは、商業施設に関しても急成長している所。つまり、見るべき点が多い。また、話題の街「新天地」では、店舗デザインのレベルも世界最高峰を示した。勿論、ファション感覚も同じ。しかし、その反面も同居している点がまたおもしろい!ビジネスマンは普通に商売しているし、ここは特別な所ではない。早く、行ってきてください!
「孫君、“えび”が食べたいよ!“えび”頼んでくれた?」
「たのみましたよ。しんぱいない!」
「任せたらどうだ?」
「解ってますけど…あっ、料理がきた!どれが、“えび”だ?」
「これです。これ!」
「えっ、こんな訳ないだろう!これなんだよ?」
「だから…“へび”…“へび”…」
このアバウトさも、中国!(M・K)
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